世界の変容は、義務感からではなくきっと「遊び心」から。SDGsゲームから10年、禅とテクノロジーが行き着いた場所。
- P-Lab. Admin
- 1月19日
- 読了時間: 3分

2015年、国連で一つのアジェンダが採択されました。 『我々の世界を変革(変容)「する(Transforming Our World)』。 その具体的な目標が、私たちがよく知るSDGsです。
この時、世界は「What(17の目標)」と、それを実現するための「How(詳細なターゲット)」という地図を手に入れました。
素晴らしい理念です。
しかし、そこにはある「決定的な乖離(ギャップ)」が存在していました。
国連の文書には「なぜ、世界がそれを必要とするか」は書かれています。 けれど、それが「なぜ、"私"がその変革に取り組むのか」という個人の動機(Personal Why)にまでは、落ちていなかったのです。
世界のありようは、私たち一人ひとりのありようである。
私たちは、この真理を確信しています。
私たちの内側(ありよう)が変わって初めて、外側の世界も変わる。 そして同時に、世界のありようもまた、私たち個人に深く影響を及ぼす。 この二つは、鏡のように分かち難く響き合っているのです。
どれほど精緻な計画があっても、この「ありよう(Being)」が置き去りにされている限り、真の変容は起こり得ません。
知識ではなく、「体験」を通してこのWhyを自分事化できないか? そうして生まれたのが、シミュレーションという手法です。
2016年にこのゲームが誕生してから、奇しくも今年で10年。
私はこのゲームが海外へ飛び出すタイミングで参画し、特にパンデミック下では技術屋としての背景を活かし、オンライン化の開発に没頭しました。 コロナ禍が明け、一度は役割を終えたかと思われたオンライン版。 しかし、私たちはこれを「続ける」と決断しました。
対面か、オンラインか(OR)。 世の中は二者択一を迫りますが、私たちはその両方(AND)を選びます。 その両方を操ることにこそ、これからの学びの進化があると確信し、P-Labとして継承しました。
私たちが次の10年に向けて、この「体験」にこだわり続ける理由。 それは、これからの時代において、禅の言葉である「不立文字(ふりゅうもんじ)」のような要素が、極めて重要になってくると感じているからです。
世界を「自分事」として捉えたとき、人は初めて「真剣(Shinken)」になります。
その真剣さが、今まで見えていなかった「自分の外側にある可能性」への扉を開きます。
しかし、ここで一つ重要な分岐点があります。 自分事になっても、それが単なる「やらなければならないこと(Must)」であれば、それは重荷であり、続きません。
けれど、その課題を「可能性(Possibility)」として捉え直すことができたなら?
目の前の景色は一変します。 重荷だったチャレンジが、「遊び心」へと変わるのです。
「こうなったら面白い」
「こんな世界も作れるかもしれない」
このマインドセットの転換こそが、アジェンダにある通り「我々の世界を変革する」第一歩です。
悟りの境地が文字の中にはないように、この感覚もまた、言葉では教えられません。 それはただ、ご自身の体験の中にのみ存在します。
Possible World.
ここは、10年の歴史の上に立ち、あなた自身がエージェント(主体者)として、義務を超えた先にある可能性に出会い、楽しむための場所です。
日本の精神性「こころ」と、テクノロジーの融合。 その探求については、現在執筆中の書籍シリーズでも共有していく予定です。
まずは、言葉を超えた世界を、体験しに来てください。
どんな世界も私たちの意識と行動次第
ポッシブルワールド



