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ブログ


自分のブレーキに気づき、緩めてみる ― 2030SDGsゲームの「その先」を見つめるポッシブルワールド体験とは
2030SDGsゲームを体験したことのある方も、まだ出会っていない方も。仮想の世界なのに、手が止まる。様子を見て立ちすくむ。言いたいことを飲み込む。ポッシブルワールドは、日常と同じ反応が無意識に現れる場で、自分のブレーキや枠に気づき、それを少し緩めてみる体験です。緩めたとき何が見えてくるかを、頭ではなく体で確かめ、可能性が肚に落ちる。この体験は、SDGsという題材に閉じず、リーダーシップ、チーム、組織、そして人生に開かれています。この夏から秋にかけての対面セッションでは、気づいても自動的には変われない「もやもや」や、世界の数字が良くなることとみんなが豊かだと感じることは同じではない、という問いが生まれました。ホストが場を参加者に預けた瞬間に、静かにスイッチが入る場面もありました。「できない」から「どうすればできるか」へ。ゲームで体験した枠の緩みは、家庭でも職場でも起こせます。日常の中で薄れたら、また何度でも。オンラインの気軽な場も活用しながら、P-Labは、世界に「自分の唯一無二の可能性を生きる」人がもっと増えることを目指しています。
9月25日


イベントレポート_2030年のその先へ in 大阪 ー「豊かな世界」って、どんな世界?
9月7日、大阪・新大阪にて、リアルカードを使ったPossible Worldを開催しました。 8月の東京・府中での開催に続く今回のリアルセッション。 Possible Worldを初めて体験する方をはじめ、オンラインでのディスカバリーセッション経験者、PWゲームホスト、2030 SDGsゲームファシリテータ、東京開催に続いて参加してくださった方など、さまざまな背景を持つ17名が集まりました。 1. 概要 日時:2026年9月7日(月) 場所:大阪府大阪市淀川区・新大阪 参加人数:17名 形式:リアルカードを使用した対面セッション 2. 「豊かな世界」って、どんな世界? 5種類の異なるゴールを持ち、限られた時間とリソースの中で、何を選び、誰と関わり、どんな世界をつくるのか。 今回は9分間のゲームを2ラウンド実施しました。第1ラウンドでつくった世界をリセットせず、振り返りを挟んで、その続きをつくっていきました。 第1ラウンドを終えた時点では、世界の「社会」のメーターが低い状態にありました。そこから「みんなで社会を良くしよう」という声が上がり、第2ラウ
9月9日


ワークショップ観察・分析詳細レポート:ポッシブルワールド・シミュレーションがもたらすマインドセットと行動の深い変容
「ルールも条件も同じなのに、なぜ世界は劇的に変わったのか?」——オーストラリアと日本の高校生25名が挑んだ『Possible World』シミュレーション。最初は複雑な世界システムを前に無力感を抱き、声を上げることも少なかった生徒たち。しかし、ファシリテーターが介入を手放し、ただ「ホスト」として余白をホールドしたとき、彼らの内側で静かな、しかし確かな変化が起こり始めます。「どんな世界も、私たちのマインドセットと行動次第である」。自らの枠を緩め、見事に世界の調和を取り戻すまでの「気づき」と「腹落ち」のプロセスを追った、深い変容の記録です。
8月10日


「できない」から「どうすればできるか」へのシフト:17歳の娘の初単独中距離ドライブと、可能性を開く対話
初心者マークを付けたばかりの17歳の娘が、「家から50キロ離れた自然公園まで一人で運転して行きたい」と尋ねてきました。親としては、まだ経験の浅い娘を時速100キロの郊外の道へ一人で送り出すことには大きな不安があり、つい「危ないからダメ」と止めてしまいたくなります。しかし、それは同時に彼女自身の「可能性の芽」を摘み取ってしまうことにもなりかねません。
親の心配と娘の願い。交渉が完全に行き詰まった時、私たちは「自分の意見を通すこと」を手放しました。そして、「行くことを目標に、両方の想いをケアするにはどうすればいいか?」と問いかけ、沈黙の中で彼女自身の気づきを待つことにしたのです。
結果として引き出されたのは、お互いの意図がしっかりと「HARAOCHI」する深い対話でした。本記事では、この家庭内でのエピソードを通して、「できない」から「どうすればできるか」へとマインドセットをシフトさせる対話の力を紐解きます。ジャッジを手放し、想いを分かち合うプロセスがもたらす、組織や社会における「共創」のヒントとは。
8月5日


不確実な世界とグリーン・スノーボールの軌跡:ポッシブルワールドが映し出した私たちの可能性(後編)
シンガポール、ブルネイ、台湾、オーストラリア、日本の5か国を繋いで行われた午後の「ポッシブルワールド」英語セッション。それは、グローバルな構造と個人の葛藤が交差する深い人間模様を映し出す場となりました。
「いつ終わるかわからない」という不確実なルールのなかで、参加者たちは自らの「心の癖」に直面します。目の前の目標への過集中や、様子見による立ちすくみが生じた結果、経済だけが極端に成長し、環境や社会が取り残されるという現実社会さながらの「富の偏り」が発生しました。
しかし、対話を通じて生まれた「グリーン・スノーボール(緑の雪だるま式の影響)を起こそう」という共通の意識が、停滞を打ち破ります。言葉が意識を動かし、続くラウンドでは環境メーターが目覚ましく改善する劇的な変化を遂げました。
世界には多様な人がいて、望む豊かさに届くには時間がかかるかもしれません。それでも諦めず、別の伝え方を探しながら歩みを続けること。
"Any world is up to our mindset and action."
その小さな一歩の同時多発が、あらゆる世界を
7月27日


思考の枠を手放し、オファーとレシーブの世界へ:ポッシブルワールドが映し出した私たちの可能性(前編)
本記事では、シミュレーションゲームを通じて「思考の枠」を手放し、新たな世界の見方に気づくプロセスを綴っています。私たちは自分を守るために無意識に枠を作り上げますが、それが時に可能性を狭めてしまうことがあります。今回の日本語セッションでは、PC環境という参加条件そのものが一つの枠であったことへの気づきや、見学者がもたらした「俯瞰した視点」の重要性が浮き彫りになりました。また、「見返り」を求めるギブ&テイクの世界から、無条件の厚意を循環させる「オファー&レシーブ」の世界への転換についても深く考察しています。当初は無条件の厚意に違和感を覚えた参加者たちが、対話を通じてリソースを分かち合い、最終的には経済・環境・社会のすべての指標が調和した「サバンナの世界」を創り上げました。正解の型に当てはめるのではなく、一人ひとりの内側にある純粋な願いから生まれるバランスこそが、世界に真のインパクトをもたらすことを示唆しています。後編の英語セッションへと続く、内面のドラマと気づきの物語です。
7月21日


白と黒のあいだ。余白。断定しないから生まれる有機的な動き方
効率や結果が求められる現代社会では、パズルのピースのように隙間なくタスクを割り当てがちです。しかし、明確すぎる役割の「分担」は、時に人の「分断」を生んでしまいます。
電波の届かない大自然での4日間の家族キャンプ。そこには、マニュアル通りの「白黒」が通用しない、グラデーションのような世界がありました。未舗装の道を運転する娘を後部座席から見守り、時計の針ではなく太陽の位置に合わせてテントを設営し、火を起こす。そこで見えてきたのは、役割を明確に定義しない「未定義」の空間から生まれる「余白(Yohaku)」の豊かさでした。
スマホの画面に気を取られることなく、互いの気配を感じ取る。誰かに指示されるのではなく、全体を見渡し、自発的に手を差し伸べる。一人ひとりが自律しながらも、全体として有機的に繋がって動く——それは古来より日本人が大切にしてきた、非常に高度なシステムでもあります。
知識が「肚落ち」していくプロセスと、余白がもたらす繋がりについて綴ったエッセイ。どんな世界を創るかは、私たちの心と行動次第なのです。
7月16日


余白x論理 = グローバル・シナジー
低コンテクストな論理の明確な効率性が、日本の暗黙知である「余白」と出会うと何が起きるのか?進行中のグローバルチームの会議を題材に、視点が共存する贅沢さと、対話に「間」を招くことが真の共創において強力な戦略である理由を考察します。
7月3日


可能性の芽を、条件で摘まない。「資金の不足を、可能性不足にしない」ための選択
「資金の不足を、可能性の不足にしない」——。これは私たちが大切にしている信念の一つである。スカンジナビアの大学医学部が直面した予算の壁。それでも私たちが彼らの「実証実験」の背中を押すと決めたのは、それが未来への「最初の一滴」になると空想することが、純粋に楽しいからだ。可能性の種がどう育ち、どんな波紋を広げていくのか。きっと、オモシロい展開になる。私はそう信じている。
4月24日


事例紹介: メンジーズ・スクール・オブ・ヘルス・リサーチにおける協働による相乗効果の促進
メンジーズ・スクール・オブ・ヘルス・リサーチは、多様な背景や勤務地を持つスタッフの連携を深め、協働による相乗効果を生み出すことを目的に、ハイブリッド形式のポッシブルワールドのワークショップを開催しました。SDGsゲームを用いたシミュレーションを通じ、参加者は「頭での理解」を感覚を伴う「実践」へと結びつける体験をしました。序盤は自チームの目標に終始しがちだったものの、次第に「全体のために何が必要か」を問う視点へと明確に変化し、深い一体感と達成感を共有しました。事後評価ではメンバー間の認識のズレが収束して評価スコアも向上し、全員が同じ方向を向いて協力し合うための強固な基盤が培われました。
4月10日
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