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導入なし、ゲーム説明なし、60分。それでも気づきが生まれる場、ポッシブルワールド・ジャムセッションは、なぜ生まれたのか?

更新日:5月8日

時計と気づきのモチーフを背景に、4人の男女が和気あいあいと対話をしている
ポッシブルワールドジャムセッション

「体験しないと、良さが伝わらないんです。」 


そんなもどかしさが、私たちの中にずっとありました。



過去2年間、私たちは「ポッシブルワールド・ディスカバリーセッション」をさまざまな場で届けてきました。でも、そのたびに聞こえてきたのは——


「価値が分からないものに、2時間を使うのはハードルが高い」という声。


たしかに、ポッシブルワールドは体験型。どれだけ説明しても、誰かの「Kizuki(気づき)」を、別の誰かにそのまま届けることはできません。なぜなら、その気づきこそが人それぞれだからです。


私たちはこの悩みとずっと伴走してきました。


体験してみないと良さが分からない

→ 良さが分からないから導入できない/ホストにチャレンジできない


という、「閉じたループ」がそこにはあったからです。


でも、一度体験すれば、その感触は深く残ります。じわじわと、そして確かに。


多くの参加者が、セッション後にこう言ってくれます。


「もっと対話したかった」 

「もう一度ゲームをやりたい」 

「2時間じゃ足りない」


そんな声から生まれたのが、ポッシブルワールド・ジャムセッションです。



削ぎ落として、残す。それでも気づきが生まれる場


「60分だけ」に挑戦してみよう。 そして、あえていろいろな要素を削ぎ落とし、コアな体験と対話だけを残すという設計にしてみよう。


このジャムセッションの中心にあるのは、すでに体験した人たちの再会と共創の機会


気軽に集まり、対話し、深める。そして、新たなイノベーションの芽が育つような「共創のはじまり」の場をつくりたかったのです。


一方で、未体験者も歓迎したい。その思いも変わりません。そのために、基本的な流れがわかるショート動画も用意しました。


もちろん、セッションには経験者と未経験者が混ざることもあります。レベルも、理解も、スタート地点は違います。最初は少し不安でした。でも、ある時ふと思ったのです。


これこそが現実のプロジェクトのはじまりそのものだ



プロジェクトのはじまりに似ている


現実のプロジェクトも同じです。 始まりの場にいるメンバーは、背景も経験も理解度もバラバラ。

  • 長く関わってきた人 

  • 今回が初めての人 

  • 勉強してきたけれど実践は初の人。


このセッションは、そんなリアルな「チームのはじまり」をも、どこかで体現することになるのです。



そして迎えた、初のジャムセッション


今回のジャムセッションは、3か国・4名をつないで実施しました。 そのうち1人は、ポッシブルワールド初体験。


60分後、そこにあったのは、やはり—— 「気づきが生まれる場」でした。


▶️ セッションのレポートこちら。

▶️ このセッションをきっかけに生まれた物語こちら。(2025年5月4日16:00公開予定)


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ポッシブルワールドを体験

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