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“ルールの書き換え”が人を巻き込む|Wickedとポッシブルワールドが示すもの


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映画『Wicked』をもうご覧になられましたか?


あの物語が魅力の一つが、「これまで善だと思われていたものが、実は違ったかもしれない」という視点。

言い換えれば、物語そのものの“ルール”が書き換えられていく感覚があります。


こうした再解釈の力は、現実の仕事や組織、関係性の中でも、大きな意味を持ちます。“ルールを自分で書き換えられる場”は、人の関わり方そのものを変えていくからです。

それは、ただ自由であるということではなく、「自分がプレイヤーである」という実感が持てる場。ポッシブルワールドでは、そのような場をどうつくるかのヒントを与えてくれます。


ルールが変わると、世界が変わります

ポッシブルワールドでは、「今あるルールは自分自身が作った前提にすぎない」という感覚があります。

そして、それらは“書き換え可能なもの”として扱われています。

たとえば、一般的なゲームで「ゴールにたどり着くこと」が目的だとします。

でも、そのゴールの意味を問い直し、「もっと面白いルールに変えてみたら?」という発想が、ポッシブルワールドでは起こりえます。

現実の仕事や組織でも、「こういうものだから仕方がない」とされているルールが、実は変えられるものだったとしたらどうでしょうか。

そこに、人の創造性や主体性が一気に立ち上がってくる可能性があります。


人が関わりたくなる場とは

人が自然に関わりたくなる場には、ある種の構造があります。

たとえば、

自分の行動が世界に影響する

他者との関係の中で物語が進んでいく

自分なりの役割や立ち位置を見つけられる

こうした構造があると、人は“巻き込まれる”のではなく、自ら関わりたくなるのではないでしょうか。

それは、一方的な提供ではなく、共に創っていける余白がある場とも言えるかもしれません。


小さなルールの書き換えから始めてみませんか

大きな仕組みを一気に変える必要はありません。まずは、自分の仕事や関わっているコミュニティの中で、

「このルールは本当に必要なのか」

「もっと自由なやり方はないか」

「ここに“遊び”を取り入れるとしたら?」

そんな問いを立ててみるだけで、場の空気が変わっていくかもしれません。

Wickedのように、“語られてこなかった側”の視点を持つことが、ルールを見直す第一歩になるのではないでしょうか。


 

こうしたテーマについては、「ポッシブルワールド」のゲームホストとして活躍されるコミュニケーションデザイナー坂本さんとのラジオの中でも語り合いました。「ルールって、もっと柔軟に扱っていいんだな」と感じた方は、よろしければこちらも聴いてみてください。




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