1月_ポッシブルワールド・ディスカバリーセッション(英語)実施報告:未知を共に受け止める旅
- P-Lab. Admin
- 18 時間前
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今回のポッシブルワールドのセッションには、世界11カ国から「探求者」たちが集まり、グローバルな知恵と問いが織りなす豊かな場が生まれました(イギリス、エジプト、オーストリア、スイス、スウェーデン、シンガポール、タイ、ハンガリー、フランス、日本、そしてオーストラリア)。この空間で、私たちは単に「変化」について語り合ったのではなく、変化そのものを「生きた(体験した)」のです。

1. チェックイン:子供の頃の「黄金の教訓」
セッションの冒頭、私たちは子供の頃に教わったシンプルで根源的な教訓に立ち返りました。それは、より良い世界を作るための羅針盤となる価値観です。
「人に親切にする」
「分かち合う(シェアする)」
「自分が正しいと感じることを信じる」
「備えよ(Be prepared)」
「プロセスを楽しむ」
「いじめない、いじめられない」
2. 現実の鏡:なぜ私たちはその教訓を生きられないのか
私たちは理想を掲げてスタートしましたが、シミュレーションはすぐに「意図」と「現実」の乖離(ギャップ)を浮き彫りにしました。 複雑さが支配する日常の中で私たちが直面する「摩擦」が、そこに再現されたのです。


無力感への葛藤: ある参加者は、ループに陥った感覚をこう表現しました。「ただボタンを押しているだけで、それは自分自身やチームの何の役にも立っていなかった」。これは、現実世界において、私たちが真の振り返りの時間を持てず、反射的に行動してしまっている現状を強烈に反映していました。
分断された世界: 共通のゴールを持っているにもかかわらず、私たちはそれぞれのタスクという「サイロ」の中に閉じこもってしまいました。対話が必要だとわかっていても、個々のプロジェクトを「生き残らせる」ための慣性が、立ち止まって足並みを揃えることを難しくさせたのです。
3. マインドセット変容の必要性
予測不可能な世界を航海するには、「正しい」価値観を知っているだけでは十分ではありません。根本的なマインドセットの転換が必要です。 今回のセッションでは、ホストは意図的に一切の指示を取り払い、こう伝えました。
「すべての可能性を、皆さんの手に委ねたかったのです」。
「トップダウンの指示」や「正解」を求める習慣を手放すことで、私たちは未知と向き合い、カオス(混沌)の中で自分たちの主体性を再発見することを求められました。
4. シミュレーションから得られた「気づき(Kizuki)」
意図されたカオスを通じて、参加者は設計されたロジックを超え、深く個人的な洞察へと到達しました。これこそが、Possible World体験の核心です。

このグラフは、私たちの世界の「あゆみ」を可視化したものです。後半、社会指標(黄色)が劇的に上昇しているのが見て取れます。これは、集団的なマインドセットの変化がもたらした直接的な結果です。私たちが個人の「ボタン」だけに集中するのをやめ、つながり始めたとき、システム全体が繁栄し始めたのです。
手放すことの力: ある変容的な気づきが、グループ全体に深く響きました。「私が船を操縦していなくても、大丈夫なんだ」。 すべての結果を個人的にコントロールしようとする欲求を手放しても、物事は美しく進んでいく。この事実に気づいたとき、そこには信頼と真の共創のための「間(Ma)」が生まれました。n.
謙虚さとつながり: 「一人ではできない」こと、そして「自分がいつも一番賢いわけではない」ということを受け入れたとき、個人の限界は集団の強みへと変わり、真の連帯感が育まれました。
5. 小さな一歩:私たちの宣言
セッションは、新たな「気づき」を現実世界へ持ち帰るための「小さな波紋」——個人的な宣言で締めくくられました。
「未知を恐れない。飛び込んで、泳ぐこと」
「余剰(余りあるもの)を使って、他に何が可能かを探求する」
「教室に戻り、子供たちに本当の意味での助け合い、分かち合い、協力を教える」
確かに、そう、それは短い時間でしたし、小さな波紋でした。
私たちは、このオンライン空間の可能性も肌で体感しました。複数のブラウザ操作やZoomのブレイクアウトルームなど、オンライン体験の一面は、対面環境ほど直感的ではないかもしれません。実際、そこには真剣な葛藤の瞬間もありました。 しかし、技術的な課題やインターネットの不安定さが、まさに私たちの「思うようにいかない現実」そのものを反映している一方で、この環境は間違いなく、つながりのための広大な新しい可能性を示してくれました。
参加してくださったすべての皆さんに、心からの感謝を捧げます。この実験的な場に、エネルギーと開かれた心を持って参加してくれて、本当にありがとう。
この変革の波紋がダーウィンで始まり、11カ国へと広がっていくのを見ることは、心に希望が満ち溢れます。私たちは誰もが、この『Possible World』における架け橋なのです。
今回、ホストとして感じた私の葛藤とジレンマに関する「気づき」はこちらのブログで綴っています。
結びに:「不完全さ」への賛歌
今回のセッションは、私たちが**「不完全さ(余白/間)」**を受け入れたとき、そこに真のイノベーションと対話のスペースが生まれることを証明しました。
Possible Worldは単なるシミュレーションではありません。それは、あなたが「ハンドル」を握る手を緩め、集団の可能性に対して自分自身を開いたときに始まる旅です。 次回のセッションで、カオスの中に飛び込み、あなた自身の「船」を見つけることを歓迎します。
どんな世界も、私たちの意識と行動次第. Possible World.
次なる旅へ
カオスに飛び込み、自分の中にある可能性を発見する準備はできていますか? 次回のDiscovery Sessionで、そのシフト(変容)を体感してください。


